MONOEYESチケット安すぎる問題

MONOEYES  "Get Up"

 

MONOEYESが2年ぶりとなる3rdEPを11月に発売。11月から全国12カ所をまわるツアー開催が決定。

いつものことながら細美武士の3つバンド(エルレガーデン、ハイエイタス、モノアイズ)のライブチケットは安い、とにかくやすい。ここではそれを改めて考えてみたい。

全公演チケット代 ¥2.600(税込み)

全国15カ所をまわるこのツアー全公演この価格で設定されている。the hiatusのツアーも全公演この価格で設定されていたはず。

ELLEGARDENにthe hiatus三つのバンドを同時進行で稼働させつつ音楽の住み分けもしっかりこなしてお財布にやさしい。学生も気軽にライブに足をはこべる安心価格だ。

細美武士が与える影響

2000年代日本のロックシーンのど真ん中にいたELLEGARDENのボーカル細美武士。なんども言うがこの価格は安すぎるのだ。

その辺のライブハウスの月間ライブスケジュールを見てみてほしい。インディーズだってチケット代4000円とるし、高校生バンドでさえチケット代2000円なんてザラだ。

もちろん会場の規模感によるところもあるが、フェスに出ればメインステージを張るバンドが2600円となると、筆者であれば「2000〜4000円取るほどのライブができるだろうか?取りすぎじゃないか?」と考え込んでしまう。

いや、2万〜4万のチケットノルマを追いかけて感覚が麻痺しているのかもしれない。

バンドマンのみなさん、金額に見合うライブできてますか?

そう思わせるほどこの価格は安いのだ。

MONOEYESー細美武士ー

 

MONOEYES  "Two Little Fishes"

MONOEYESは三つのバンドの中では音源もライブもいい意味で力が抜けていて、ただただ純粋に<楽しい>につきるバンドで自然体でいられるような感覚がライブでも感じられた。

今後もMONOEYESふくめ三つのバンドで忙しなく活動を続けるであろう細美武士についてよく話題に上がるのは、この三つのバンドの優劣だ。なんて野暮な。

僕から言わせれば、ひたむきに音楽と向き合う男達のつくる音楽をただ楽しめばいいのだ。

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