突如現れた正体不明のバンドー踊foot worksー
社会は目まぐるしく変わり続ける。音楽やファッション政治に至るまで追っていくだけで精一杯、気がつけば過ぎ去っていき、社会に細分化された物事は密接に関係しあってカルチャーが生まれていく。
今回の記事で紹介するのは踊foot works(Odd Foot Works)という4人組バンドだ。
世の音楽のトレンドなどどこ吹く風で<踊る>に重心をおいたサウンドは聴くもの体をリズムにのせる。
2017年に現れて以降、耳の早い音楽ファンやアーティストからも注目され加速度的に知名度とファンを獲得してきている。
これから音源も含めどんな活動をしていくのか期待せずにはいられない。
踊Foot Works ”夜の学校(feet.もののあわい)
ーーいい音楽をつくる = 売れる音楽をつくるーー
このふたつは結果が同じでもガッツき方がちがう。
これはどちらかが正しくて、どちらかが間違っているという話ではない。
踊foot worksは明らかに後者。いい音楽をつくるの方。
肩肘張らずに作り出す音楽に、受け取る側も自然と同調し純粋に音楽を楽しめるのだ。
ーー自己プロデュースへの意識の高さーー
実際、この曲が収録されているアルバムはストリーミングでの公開やフリーダウンロードという形をとって展開された。
収益よりもバンドの知名度、足場を固めることを優先したのだ。そのかいあって耳早音楽ファンの間でシェアされ瞬く間に表舞台へと躍りでていった。
踊foot works ”髪と紺(feet.AAAMYYY)
今年リリースされたこの曲は、ラップとビートのセンスが光る踊foot worksの代表曲のひとつだ。
感情の抑えられたラップのフロウに入ってくるサビにはハッとさせられる美しさがある。
踊Foot Works "N.D.W"
やまない雨に打たれている。
2人になって肩寄せ合って
だけどLonely,lonely,lonely
醒めない夢をみられてる
だけど Yura,yura,yura,yura
2人を見守ってろ未来
この曲を象徴するかのようなサビで始まり、イントロですぐに効くボーカルチョップが踊foot works的なEDMの解釈の懐の深さ、アレンジの幅広がうかがえる。
踊Foot Works "GOKOH ( feetオカモトレイジ)"
OKAMOTO'S オカモトレイジとのコラボ
今年10周年を迎えるOKAMOTO'Sのオカモトレイジをボーカルに迎えたこの曲。
ドラムによる参加ではなくボーカルだ。しかもラップも歌っている必聴の1曲だ。