Olivia Dean入門|「Man I Need」の次に聴きたい5曲

サブスクで「Man I Need」を見つけて、Olivia Dean(オリヴィア・ディーン)のほかの曲も聴いてみたくなった。そんな人にすすめたいのは、まず同じアルバムから2曲を選び、そのあとデビュー作へ戻る聴き方だ。

2026年11月2日に確認したApple Music「トップ100:グローバル」では、「Man I Need」は25位に掲載されていた。順位は日々変わるので、ここでは新しい音楽に出会うきっかけとして紹介したい。Apple Musicのチャート

以下の5曲は人気順のランキングではなく、作品を知るために選んだ順番。気になった曲があれば、そこからアルバムに進んでみよう。

まず知っておきたい、2枚のスタジオ・アルバム

オリヴィア・ディーンは英国のシンガーソングライター。デビュー・アルバム『Messy』は2023年6月30日に発売された。レーベルの紹介によると、ゴスペルグループでの活動やBRIT Schoolで学んだ経歴を持つ。『Messy』公式紹介

今回の入口になる「Man I Need」は、2025年9月26日発売のセカンド・アルバム『The Art of Loving』の収録曲だ。公式ストアでは、恋愛に限らず、友情や自分自身との関係を含むさまざまな愛を扱う作品として紹介されている。アルバム公式情報

最初から経歴を全部覚える必要はない。まずは「今の入口が『The Art of Loving』、そこから遡る一枚が『Messy』」と押さえておけば、配信サービスでも迷いにくい。

1.「Man I Need」から、アルバムの中心へ

最初の一曲は、もちろん「Man I Need」。チャートやおすすめ欄で聴いた曲を、今度はアルバムのページから再生してみたい。

『The Art of Loving』の標準版では7曲目に置かれている。イントロに続く2曲目には「Nice To Each Other」、5曲目には「So Easy (To Fall In Love)」があり、「Man I Need」はその先に登場する。曲順を確認するだけでも、この曲だけでアルバム全体を代表させずに聴く理由が見えてくる。公式トラックリスト

おすすめは、一度単曲で聴いてから、時間のある日に1曲目へ戻ること。お気に入りがアルバムのどこに置かれているかを知ると、前後の曲も選びやすくなる。シャッフルを切って聴くのは、そのためだ。

2.「Nice To Each Other」で、もう一つの入口をつくる

次に選ぶのは「Nice To Each Other」。同じアルバムに収録された先行シングルで、イントロのすぐあとに置かれた曲だ。

Apple Musicに掲載された本人の説明では、この曲にはFleetwood Macを思わせるギターの感触があり、遊び心を持たせたという。ソウルやR&Bというジャンル名だけでは具体的なイメージがつかみにくい人には、ギターと歌の関係に注目する、という聴き方ができる。Apple Musicのアルバム紹介・本人コメント

ここでの選曲の狙いは、「Man I Need」に似た曲を機械的に探すことよりも、同じ作品の別の入口を持つこと。どちらの曲に戻りたくなるかを比べてみると、自分が彼女の音楽に求めているものが少し分かりやすくなる。

3.「So Easy (To Fall In Love)」で、アルバムを聴くか決める

3曲目には「So Easy (To Fall In Love)」をすすめたい。レーベルの発売時の紹介では、喜びや希望を感じさせる楽曲として取り上げられている。同じ紹介文が終曲「I've Seen It」をバラードと説明していることからも、アルバムには一つの気分だけでは収まらない幅があると分かる。レーベルによる発売時の紹介

ここまでの3曲が気に入ったら、次は『The Art of Loving』を通して聴くタイミングだ。Apple Musicの標準版は全12曲・約34分。大きな時間を確保しなくても、一枚を曲順どおりに辿りやすい長さになっている。

途中で一曲だけ選ぶなら「Lady Lady」、最後までの流れが気になるなら「I've Seen It」まで。先に全曲を予習するより、まず一度通して、自分が止まった曲名を覚えるくらいで十分だ。

4.「Dive」で、2023年の『Messy』へ戻る

次の行き先はデビュー作『Messy』。2曲目に収録された「Dive」を、過去作への入口に選ぶ。

ここからは発売順を逆に辿ることになる。現在の曲を気に入ってから以前の作品に戻ると、最初から年代順に聴くときとは違う比較ができる。声の印象はどう変わるか、歌を支える音に何を感じるか。変化を無理に探さず、「こちらの曲も好きか」を確かめるつもりでよい。

『Messy』は公式トラックリストでも「UFO」から始まり、その次が「Dive」。一曲が気に入ったら、こちらも冒頭に戻って聴くのをすすめたい。今回の入口にした曲が、作品の早い段階で出てくる構成だ。『Messy』公式ストア

5.「The Hardest Part」で、デビュー作をもう一歩

5曲目は、同じ『Messy』から「The Hardest Part」。公式の曲順では8曲目に収録されている。「Dive」だけで過去作の印象を決めず、アルバム後半にも一度足を延ばすための選曲だ。配信版の公式曲目

この2曲が気になったなら、『Messy』を一枚聴いてみよう。すでに入口を二つ持っているので、知らない曲だけが続くアルバムよりも入りやすいはず。どちらか一曲だけが好みだった場合は、その曲を自分のプレイリストに残すだけでもいい。

迷ったら、この順番で再生しよう

最初の5曲は、次の順番がおすすめだ。

  1. Man I Need
  2. Nice To Each Other
  3. So Easy (To Fall In Love)
  4. Dive
  5. The Hardest Part

前半3曲が好みなら『The Art of Loving』へ、後半2曲に惹かれたら『Messy』へ。今回の提案は、代表曲を網羅するためではなく、次に聴く一枚を決めるための小さな道案内だ。

なお、『The Art of Loving』は日本盤CDの発売日が2026年1月23日で、通常の12曲にライブ音源3曲が追加されている。配信標準版の初出日や曲数と混同しないようにしたい。日本盤CDの公式情報

まずは「Man I Need」の次に一曲。その一曲が気に入ったら、アルバムへ。チャートで見つけた名前を、自分のライブラリに残るアーティストにするには、それくらい気軽な始め方がちょうどいい。

公式配信リンク

※発売日・収録曲は公式情報を参照。おすすめの順番や聴き方は本記事の編集上の提案です。チャート情報の確認日:2026年11月2日。

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