サイトのレイアウトを迷っている間に記事を書くことをサボってしまいました。平成のうちに一つでも記事を書かなければと題材にも迷ってしまったのですが、夏に向けて、SUMMER SONIC 2019に出演が決まっているアーティストを紹介しようと思っていたので、その中から1組。
THE 1975
とりあえず彼らの代表曲と言って差し支えないであろうこの曲、The sound
例えば友達と海外の音楽の話になった時、エド・シーランなら話せるけどthe 1975は知らない。BLACKPINKならわかるけど、the 1975は浸透していない。アリアナ・グランデは大好きだけど、the 1975は聞いたこともない。という状況が多々ある。そんな歯がゆい思いをしている音楽ファンは、きっとおおいはず。
英国やアメリカの評判の割に、日本ではそれほど知られていないというのは本当に不思議。いったい何がハマらないだろう?因みにこれは右とか左とかという話ではないので悪しからず。
the 1975って何者?
まず間違いなく言えることは2010年代に誕生した、ほんとに数少ないロックスター。ボーカルのマシューが生粋のナルシストなだけで正真正銘のロックスター。歴代のロックスター見てごらんよ。みんなナルシストだから。
1枚目のアルバムからchocolate
正直the 1975の歌詞はよくわからん。でもこの曲が彼らを一気に人気バンドへと押し上げたんではなかろうか?この曲は本当に彼らの事をよく表していて、一貫してポップである彼らの武器が、本当によく磨かれている。日本でもこの曲で初めて知った人が多いはず。インディーの頃はどこか暗かったからね。
彼らは何を隠そうマンチェスター出身のバンド。マンチェスターと言えばもちろん、サッカーのクラブチームなんだけど、多くのミュージシャンを輩出している地でもある。バンドであればJoy divisionやOASIS、The Stone Roses、The smithなど。ほんとあげればキリがないし、ロックの源流のような場所。彼らはある種、ロックの血統証を持って生まれてきたようなバンドなんだよ。
話は逸れるが最近デビューしたマンチェスター出身のバンドPale Waves.しっかりマンチェスターサウンドを継承している、是非チェックしてみてほしい。後々Pale Wavesの記事は書こうと思う。
そしてThe 1975はデビューから3年後の2枚目のアルバムである記録を打ち立てることになる。
その2枚目のアルバムからUGH!ボーカルのマシューがほんとセクシー。男でも惚れるわ。そしてアルバムのタイトル名が
(君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。)
いやいや、長い長い長い長い!長すぎる!圧倒的に長すぎる!これあれだからね?邦題だからじゃないからね?原題直訳だから。直訳でこの長さだから!
このアルバムで彼らは全米チャート1位を史上最も長いアルバムタイトルで獲るという。。もうほんとどーでもええ!!そんな事調べんなよ!笑
タイトルが長くたって、内容の良さわかわらない。色鮮やかに変わる楽曲のスタイル。80年代のR&Bや、ファンク、エレクトロを色んな所で感じとる事ができる。決してロックスターである事に縛られず、最大限それらをポップに抽出して吐き出している。
3枚目のアルバムから、TOOTIMETOOTIMETOOTIME
前作の件があったので、どうしてもアルバムタイトルには期待してしまう。僕は欲しがり屋さんなのである。アルバムタイトルは
(ネット上の人間関係についての簡単な調査。)
気持ち短い!!もっと欲しかった!
僕がthe 1975の中で1番好きな曲Sincerity is Scary
フィジカルに響くドラムに、タイム感の乗ったベースが心地よく体を揺らしてくる。この曲含めほんと素晴らしいアルバムになってる。ファンだけでなく様々な音楽ファンを虜にしたthe 1975の傑作と言っていい。
アルバム毎でも言える事だが、楽曲の質を落とす事なく完成度も今まで以上。それでいてセルフプロデュースというのだから凄まじいバンドである。
アコースティックギターを中心にシンプルなアレンジで聴かせるこの曲はボーカルマシューの、彼本来が持つボーカリストとしての質の良さを感じとる事ができる。
2018年末に出たこのアルバムは実はまだ終わりではない。今年新たにアルバムがでる事が発表されている。どうやらこのアルバム含め2部作になるらしい。短いスパンでアルバムが出ることはファンには嬉しいよね。
今年のサマーソニックはほんと楽しみにしているし、アルバムを含め期待している。the 1975を頼むから1度聞いてみてくれ。
そして日をまたいでしまって、平成のうちに書き上げられませんでした。令和となった今、改めて本年からchameleon musicをよろしくお願いします。