ヒップホップ 邦楽

FRESINOがNew Yorkにたつ理由

KID FRESINOを知っているだろうか?今HIP HOP全盛の時代、普段ラップは苦手だなという人もHIP HOPのイメージを変えられてしまうかもしれないアーティストだ。

愛知の知立をレペゼンするC.O.S.Aとのダブルネームで発表されたアルバムに収録されているLOVE。まず収録曲どれを取ってもトラックがかっこいい、”FRESINOがNew Yorkに発つ理由”はこの曲のC.O.S.Aの1ヴァースだ。

FUJI ROCK'19に出演が決まっているKID FRESINO、巷じゃカルチャー顔だのなんだのと持て囃されてはいるが、そんな事はどうでもいい。重要なのは彼の作る音楽と、笑った顔が素敵だという事だ。

トラックメイカーでもある彼のサウンドは、流行りのトレンドに左右される事なく我が道を行くラップを聴かせてくれる。どちらかといえばバンドサウンドなのだろう。聞けば聞くたびに新たな発見が生まれるのが面白い。

諸説あるだろうが1970年代に生まれたHIP HOPは今や世界中で新たな名曲が生まれ、今最も進化し続けている音楽の一つと言っていいだろう。そのメインストリームの中で世界中のラッパーがしのぎを削っているのだ。

KID FRESINOはそのビートに置くような、自由自在なラップスタイルとトラックで、世界と日本語ラップの時差を埋めているのだ。ラップでメイクマネーを歌うのもいいが、彼の書くリリックは限りなくストリートであり、等身大なのだ。

とるにたらない。ありふれたストリートの風景や匂い、若者の揺れ動く感情をビートと韻でアートとも言えるほどに聞くものの身を仮想体験せるのだ。

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