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ストレイテナー6年ぶりのミニアルバムをリリース。結成20年を迎えた彼らが僕らに見せるロックとは?

ストレイテナー6年ぶりとなるミニアルバム「Blank Map」が今月リリースされた。

気がつけばストレイテナーも結成20年、メジャデビューして15年のベテランバンドへと成長。

過去にはASIAN KUNG-FU GENERATIONやELLE GARDENらと共に2000年代のロックシーンを支えてきた存在である。

今年の10月からはこの3つの対バンツアー「NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019」も開催される。

そんな彼らが今回届けてくれたミニアルバムは今までのストレイテナーとはどこか感触の違うものになった。

 

今回の記事はストレイテナーについて。

 


—ぼくらまだ旅の途中さ—

全5曲で構成されるこのアルバムの3曲目に収録されている「Jam and Milk」の一節

—ぼくらまだ旅の途中さ

アルバム全体のバランスをとるように、真ん中に配置されたこの曲のメッセージはストレイテナーの現在地が現れていると思うのは考えすぎだろうか?

幾度にも音と年月を積み重ね、何周も考えた先に生まれたストレイテナーのひとつの答えがこのアルバムのような気がするのだ。

—Our stories will never end—

1曲目のロックアンセム、”Stnr Rock and Roll”で壮大な風景を連想させ、高々と宣言する「僕たちのストーリーは終わらない」と軽やかにうたう。

そして2曲目「吉祥寺」である種の〈答え〉のような繋がりをみせてくる。正確には吉祥寺のMVに集約されている。

ストレイテナー "吉祥寺"

ストレイテナーが解散した後の生活を描いたこのMVは、無駄な力の入ってない<潔さ>のような物が描かれていて、そのままアルバム全体の雰囲気にも繋がっている。

それはこれまでのストレイテナーにはなかったように思う。

この〈潔さ〉から生まれる余裕が心地いい作品なのだ。

今回のミニアルバム「Blank Map」はこれまでにない、ストレイテナーの新章だ。

https://www.instagram.com/p/B3cdivFBj-z/?igshid=13odvp9tarhvz

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