Green Day “Father Of All...”
グリーン・デイ8年ぶりの来日公演
突然の新曲発表と共に飛び込んできたグリーン・デイ8年ぶりの来日公演の知らせ、現役の伝説的ロックバンドの再始動には無条件に胸を高鳴らせる何ががある。
2020年2月7日ニューアルバムリリース!
2020年2月7日に13枚目となるニューアルバムがリリースされ3月25日、3月27日に大阪と東京で公演が行われる。
今回はそんなグリーン・デイの墓場に持っていくべき名曲5を紹介したいと思う。
墓場に持っていくべき名曲5
Green Day “American Idiot”
2004年にリリースされたアルバム「American Idiot」の表題曲だ。
アルバム1曲、1曲のクオリティがめちゃくちゃ高い上に
そのひとつひとつが意思を持ってアルバムが持つ重要なコンセプト(反戦)に
向かって突き進むエネルギーの熱量がアルバムをより完璧な物へと押し上げていく。
グリーン・デイの名盤からの1曲。
その中で「American Idiot」という曲は反戦の狼煙を上げアルバムの始まりを知らせるグリーンデイの代表曲と言っていいだろう。
Green Day “Basket Case”
墓場にグリーンデイを持っていくなら絶対忘れてはならない1曲。
1994年にリリースされたアルバム「Dookie」からシングルカットされ、グリーンデイを人気バンドに押し上げた曲でもある。
ボーカルのビリージョーアームストロングの弾き語りから始まるこの曲は、パンクというよりポップパンクと言った方が正しいだろう。
パンク初心者でも楽しめる曲だ。
グリーデイらしいサウンドがこの1曲に詰まっているので墓場に持ち寄る際はぜったいに忘れないでいただきたい。
Green Day “Minority”
I wanna be the minority
I don't need your authority
Down with the moral majority
'Cause I wanna be the minority
「マイノリティでありたい」
結局のところロックを弾く理由もロックを聴く理由もこの歌詞に集約されるのではないか?
と思いGreen Dayの「Warning」に収録されている"Minority"を選曲させてもらった。
軽快なリズムに軽やかなメロディが憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるこの曲もまた名曲と言っていいだろう。
[クラスで流行りのJPOPが受け入れられず、クラスメイトのばか騒ぎの輪にも入らないで教室の片隅、肩肘ついてながめてる一匹狼的キャラクター]
この歌はそういう少数派である事を単純に開き直っている歌ではなく、個人の生き方やその他大多数あってのマイノリティである。
という事を歌っているよう筆者は感じる。
Green Day "21 Guns"
Green Dayの「21世紀のブレイクダウン」に収録されている。
2004年に発売された「アメリカン・イディオット」の後にリリースされたアルバムでGreen Dayの新たな幕開けを知らせるアルバムだ。
この曲は非常に難解な曲であり感じ方や解釈もひとそれぞれだろう。
久々に聞いたが発売当時と変わらず不思議な気持ちにさせられる。
Green Day "Oh Love"
Green Day3部作アルバム¡Uno!, ¡Dos!, ¡Tres!に収録されている”Oh Love”が最後を締めくくるのに最適かと思い選曲させていただいた。
この曲のメッセージはすごくシンプルかつストレートでベテランの域に達したGreen Dayの素を楽しめる曲だ。
時代の最後のアルバム
スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンはGreen Dayのアルバム「アメリカン・イディオット」について次のように述べている。
ギター主体の音楽で成功した最後のアルバムは
グリーン・デイの「アメリカン・イディオット」である。
これに関して言えば筆者としては激しく同意である。
2010年代に入ってから特に電子音を使ったEDMやヒップホップが時代の先頭に立ちヒット曲を作り続けてきた。
そんな時代に合わせてロックバンドのサウンドも変わり続けている中で、先日発表されたGreen Dayの新譜「Father Of All...」は当然そんな事お構い無しのギターロックだ。
音楽史に名を残すもはや生きる伝説Green Dayのニューアルバムがいまから待ち遠しい。