チャートでVaundyの「しわあわせ」が気になったら、次は何を再生するか。人気曲を次々と探す前に、まず確認したいのが曲名の後ろに付いたバージョン表記です。
2026年11月2日に確認したApple Music「トップ100:日本」では、1位に「Shiwaawase (DOME TOUR 2026 ”SILENCE”)」が掲載されていました。今回の入口は、2021年に発表された曲のライブ版。同じ曲名でも、最初に出会う録音が違えば、その後の聴き方も変わります。この記事では、この一曲からライブ盤、原曲、二つのスタジオアルバムへ進む順番を紹介します。Apple Musicのチャート
最初は「しわあわせ」を二つの録音で聴く
ライブ版の収録作品は『Vaundy DOME TOUR 2026 "SILENCE" LIVE SELECTION from TOKYO DOME』。2026年2月15日の東京ドーム公演から13曲を収め、同年9月4日に配信された作品です。配信日と公演日は別なので、検索するときは長いアルバム名のうち「SILENCE」「LIVE SELECTION」を目印にすると迷いにくくなります。公式リリース案内
一方、スタジオ版「しわあわせ」のデジタルシングル発売日は2021年4月11日。ライブ版から入った人は、次の一曲をこの原曲にしてみてください。別の曲へ移る前に、同じメロディーを別の録音でたどるルートです。公式ディスコグラフィー
聴き比べるポイントは、歌い出し、声が伸びるところ、曲が終わるまでの間合い。どちらが優れているかを決める必要はありません。「曲そのものを繰り返し聴きたい」のか、「ライブという場での表現をもっと追いたい」のか。自分の興味がどちらに向いているかを確かめると、次に選ぶ作品が絞れます。
ライブ版が気になった人は「恋風邪にのせて」→「しわあわせ」→「花占い」
ライブの録音を続けて聴きたいなら、いったん曲単位の検索をやめて、収録アルバムを開くのがおすすめです。このライブ盤では、6曲目が「恋風邪にのせて」、7曲目が「しわあわせ」、8曲目が「花占い」。まずはこの3曲を収録順で再生してみましょう。公式収録曲一覧
単曲をリピートするのと、前後の曲を含めて聴くのとでは、注意が向く場所も変わります。「しわあわせ」の前にはどんな気分で入り、次の曲に進むと何が残るか。曲同士のつながりを自分の耳で確かめる、小さな入口になります。
3曲で気になる曲が増えたら、そのままライブ盤を最初から。これは13曲を選んだ「LIVE SELECTION」なので、当日の公演全体をそのまま収めた作品だと思い込まず、まずは配信作品としての曲順を楽しむのがよさそうです。
原曲から広げるなら『replica』のDisc 2へ
スタジオ録音をまとめて聴くなら、2023年11月15日発売の2ndアルバム『replica』が次の行き先です。「しわあわせ」はDisc 2の4曲目。まずは「世界の秘密」→「融解sink」→「しわあわせ」→「benefits」と、2〜5曲目を続けて聴く順番を提案します。『replica』公式特設サイト
この順番の利点は、気になった一曲を途中の目印にできること。初めてのアルバムを全部理解しようと構えるよりも、「知っている曲の前後を少しずつ増やす」と考えた方が気軽です。前の曲から入ったときと、単曲で再生したときとで、自分の印象が変わるかも試せます。
もう少し広げるなら、同じDisc 2の「花占い」「踊り子」「恋風邪にのせて」へ。ライブ盤にもある曲を選べば、曲名を覚え直す負担を増やさず、録音を横断できます。最初は一曲ずつ行き来し、気に入った方をライブラリに残す。作品を発売順に制覇しなくても、自分用の聴く順番は作れます。
なお、『replica』のDisc 1とDisc 2は分けて考えると選びやすくなります。今回の入口である「しわあわせ」を探すならDisc 2。そこから別の曲へ進みたくなった段階でDisc 1を開けば、曲数の多さに立ち止まらずに済みます。
「怪獣の花唄」「東京フラッシュ」を知っているなら『strobo』に戻る
Vaundyの曲をほかにも少し知っているなら、1stアルバム『strobo』に進むルートもあります。2020年5月27日発売で、「東京フラッシュ」「怪獣の花唄」「不可幸力」「napori」などを収録した全11曲の作品です。公式ディスコグラフィー
おすすめの入口は「東京フラッシュ」から「怪獣の花唄」への2曲。『strobo』では3曲目、4曲目に並んでいるため、そのままアルバムの再生を続けられます。どちらも今回のライブ盤に入っているので、ライブ版で見つけてから初期のスタジオ録音に戻る道もあります。
「怪獣の花唄」で検索すると、『replica』に収録された「怪獣の花唄 - replica -」も候補になります。ここでも末尾の表記を確認しておきましょう。曲名だけで選ぶより、収録作品も一緒に見ておくと、保存したかった録音をあとから探しやすくなります。
迷ったら、この順番だけでいい
- 同じ曲を深めたい:「しわあわせ」ライブ版→スタジオ版
- ライブ盤を広げたい:「恋風邪にのせて」→「しわあわせ」→「花占い」
- アルバムへ進みたい:『replica』Disc 2の「世界の秘密」から「benefits」まで
- 初期の作品も知りたい:『strobo』の「東京フラッシュ」→「怪獣の花唄」から全編へ
最初の一回は、どれか一つを選べば十分です。チャートをきっかけに見つけた曲を、前後の曲や別の録音へつなげていく。それだけでも、次に再生したいVaundyの曲は増やせます。
※チャート掲載位置は2026年11月2日の確認時点。順位は変動します。本稿は歴代最高位や上昇理由を示すものではありません。